今回はちゃんと栗拾いのお話。

秋になると、お祖母ちゃんの生家付近にこうして栗を拾いに来ます。悲しいかな地面に落ちている毬栗はほとんど猪が食べちゃってあんまり身が残っていません。

今回、しぃちゃんも栗拾いデビュー!!……といっても好きなように栗を拾わせては怪我することは必至ですので誰かれかの監視の元で栗を拾わせなければいけません。平気で素手でイガをつかもうとしたり、蹴ったり踏んだりしようとしたり、下手な場所で転ばれでもしたらおおごとですのでこっちとしてはもう気が気ではありません。……………正直かなりの足手まとい。

はゆ君はもう何回も来てるので都会っ子のお父さんよりもベテランで、上手に長靴で踏みつけて中の栗をほじくり出していました。

ガラにもなく何年ぶりいや何十年ぶりに木登りなんぞしてみた私……なのですが予想以上に体がなまっていて、自分の増えすぎた体重を思い知らされることに。
しかも無理な体勢が祟ってぎゅっと木にしがみついた時に体のどこからか「ポキリ!」という音が…。
この時はなんともなかったんですが、情けないことにどうやら肋骨か何かが折れたみたいで2〜3日後から痛みが激しくなり1週間後には寝返りがうてないほどに悪化、仕事にも影響がでてしまいました。そのため多くの方々に迷惑をかけてしまい本当に申し訳ありませんでした。
なにしろ積車のシフトレバーが動かせないくらいになっちゃったもんね………いやはや、ほんとなさけなし。

猪捕獲用の罠。現在は使われていないようです。

さてさて、いっぱい栗も拾ってきたことだし夕飯は栗づくしのメニューでいきましょうかとひとり息巻いてみたものの(この時はまだ胸の痛みはまだひどくなかったし…)辺りをみまわせども拾ってきた栗のお姿が見えません。
「あれっ?栗ってどこにいったの?」
と私が聞くと嫁さんが
「ああ、あの栗はおばあちゃんが持っていったよ」
「ええっ!!何処に?食べるんじゃないの?」
「農協かどっかじゃないのかな。もう栗は食い飽きたみたいだからなんか換金してくれるとこに持っていったみたい」
「ええええええ!!」
自慢じゃないが、わたしゃ〜まだ今年に入ってからいちども栗ご飯とかの栗を使った料理なんて口にしてないんスけど………そりゃこっちにいるお祖父ちゃんやお祖母ちゃんはなるほど食べ飽きてるかも知れませんが。
「(お祖母ちゃん)帰ってきたみたい。ちょっと聞いてくるわ」
といって嫁さんはお祖母ちゃんの方へ。しばらくして手になにやらぶら下げてもどってまいりました。
「これ、おみやげの
巨峰だって。栗売ったお金で買ってきてくれたみたい」
巨峰大好きな子供達は大喜び。やっぱりとってきた栗をみんなで食べたかったなぁという私の気持ちはおいといてお祖母ちゃんのこの選択は子供達にとっては大正解だったようです。
栗拾いに行って体はすっかり栗を食べる態勢になったにもかかわらず目の前にはなぜか美味しそうな巨峰が。喜んでいる嫁さんや子供達を尻目に密かに肩を落とす(これまた密かに栗好きな)boyakkiなのでありました。
いててて、なんとなく胸も痛くなってきた……これこそまさに骨折り損のくたびれもうけってやつ?